「外構工事」とは、建物外装における構造物の工事のことを指します。
たとえば、門扉やブロック塀などは、いずれも住宅に付帯する構造物であり、外構工事によって設置されます。
外構工事は、下記の構造物(外構)が主な工事対象です。
工事場所 主な構造物(外構)
敷地入口 門柱・門扉・門灯・表札
敷地回り 塀・フェンス・生垣
玄関アプローチ 敷石・飛び石・砂利・コンクリート
駐車スペース 駐車場・カーポート・ガレージ
注文住宅を建てる際は、どうしても内装にばかり目を向けがちです。
しかしながら、外装のイメージも忘れず持つようにしましょう。
外構工事は工程の最後に行われるため、設計によっては適切な配置ができない場合があるためです。
たとえば、駐車スペースが予想以上に狭かったという話は、外構工事のよくある失敗例のひとつです。
電気や配管の位置によっては改修できない可能性もあるため、スペースは事前に余裕を持って確保するようにしましょう。
また、プライバシーや安全性を高める上でも、外構工事は欠かすことができません。